CIO Executive Round Table

2018年7月20日に、イベント「CIO Executive Round Table コネクテッドプランニングが導く、戦略的意思決定」を開催。特別講演ではブリヂストンCDOの三枝幸夫氏をお招きし、自社で実践するソリューション ビジネスとデジタル変革を紹介していただきました。
企業のIT戦略をリードする18名の方々にお集まりいただいた当日の様子を、ダイジェストでご紹介します。

特別講演:データ ドリブンで加速するブリヂストンのビジネス トランスフォーメーション

ブリヂストンでは、新しい競争が生まれる市場での生き残りをかけて、モノを売る製造販売業からサービスを提供するソリューション プロバイダへの変革を目指しています。この取り組みで重要になるデジタル変革を率いているのが、チーフ デジタル オフィサー(CDO)・デジタル担当の三枝幸夫氏です

三枝氏は、「デジタル変革は部門最適ではなく、バリュー チェーン全体をつないで実施すべきである」と語ります。センシング技術と解析・予測技術、デジタルサービスから得られたデータは、エンジニアリング チェーンで商品戦略に活かされ、さらにサプライ チェーンでの生産計画などにもつながります。このループを早く、かつ継続的に回すことによって、他社と差別化されたサービスを継続的に提供できるのです。

企業でデジタル変革を推進するためには、社内人材の育成も重要です。三枝氏はデータ サイエンティストに必要なスキルとして「データ エンジニア力」「データ サイエンス力」「ビジネス力」の3つをあげ、これらに優れた人材を社内で育てて各ビジネス部門に配置できるよう取り組んでいると述べました。

Bridgestone speaker

株式会社ブリヂストン
執行役員 チーフ デジタル オフィサー・デジタル担当 三枝 幸夫 氏

戦略的な意思決定を実現するポイントは、人・データ・計画をリアルタイムにつなぐこと

Jun Nakata

Anaplanジャパン株式会社
バイス プレジデント カントリー マネージャー 中田 淳

Anaplanジャパンの中田淳は、管理会計や人員計画などといった企業のコアなプロセスにおける計画業務でAnaplanを活用した国内外の実例を紹介するとともに、計画業務において多くの企業で発生している課題を語りました。

中田は、計画業務における企業の課題について「基幹システムは、計画業務までカバーしてくれるわけではない。計画のために部門独自のExcelなどのデータを所有しているケースが多々ある」と説明します。長時間を要する割に労働生産性は低く、なおかつ不正確な見通しを引き起こしてしまっていると指摘しました。

また、全社単位で戦略的な意思決定を導き出すために必要な考え方として、複数部門の計画を連携する「コネクテッド プランニング」を紹介。「人とデータと計画をリアルタイムでつなげることで、合理的かつ最適な意思決定ができる」と述べました。

「コネクテッド プランニング」で、目標を達成するための仮説を瞬時にシミュレーション

続けて登壇したAnaplanジャパンの大場達夫は、ある企業における年間計画策定を想定した「コネクテッド プランニング」のデモンストレーションを行いました。

デモンストレーションでは、営業計画や人員計画、オペレーション計画などを各部門が計画を入力した結果、全社の予算計画が策定されることを示しました。さらに、全社目標を達成するためにある特定の数値を調整した結果が、会社全体や他部門にどのような影響をもたらすかを瞬時にシミュレーションできることも解説しました。

Tatsuo Oba

Anaplanジャパン株式会社
ソリューション コンサルタント 大場 達夫

ラウンドテーブル:戦略的意思決定を支援するIT組織のベスト プラクティス

CIO

講演を聴き終えた参加者は、IT組織やデジタル変革、計画立案などに関する自社の課題や疑問についてディスカッションを実施。それぞれの知見や改善実例の紹介を挟みながら、率直な意見を交わしあっていました。特にデジタル変革推進にあたっての社内意思決定プロセスについては多様な意見が飛び交っており、参加者の関心の高さが伺えました。

今回のイベントが、参加者の皆様にとって自社のデジタル変革や戦略的意思決定について考えを深めるきっかけになりましたら幸いです。

Anaplanでは、今後も皆様の企業競争力強化のお役に立てる機会を提供してまいります。どうぞご期待ください。

Share this with your network