スティーブ・ブレンカー 氏 0:00:07.6:
今日は、Anaplan プラットフォームによって、限られたタイムラインの中でどのように価値を実現できるかお話しします。設計の観点からも、再現可能なユース ケースの機能性の観点からも、ベスト プラクティスを活用することで、それを可能にします。ジェイさんとエイブラハムさん、まずは自己紹介をお願いします。
ジェイ・スペクター 氏 0:00:24.7:
ジェイ・スペクターです。Blackstone には 2 年前に入社しました。私は人事および戦略的インセンティブ機能に携わっています。ワークフォース プランニングの監督だけでなく、FP&A のコーポレート予算パートナーとの報酬の統合方法など、部門横断的な役割を担っています。
エイブラハム・アルバート 氏 0:00:45.5:
Revantage のプランニング担当バイス プレジデント、エイブラハム・アルバートです。Revantage をご存じない方もいると思いますが、当社は Blackstone のポートフォリオ会社です。Blackstone の不動産ポートフォリオ会社をサポートしており、人事、税務、財務など、あらゆる機能でエコシステム全体に付加価値をもたらすサービスを提供しています。どのような人が集まるのか楽しみでした。ご参加ありがとうございます。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:01:14.9:
スティーブ・ブレンカーです。Alpha の UMP プラクティスのパートナーです。保険と FP&A の垂直統合を担当しています。
アンキット・ジェイン 0:01:23.9:
皆さんこんにちは、アンキット・ジェインです。今回、飛び入り参加することになりました。Anaplan で、ファイナンスとワークフォース アプリケーションを担当しています。特定の問題を解決するために、最高クラスのアプリケーションを構築しています。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:01:40.6:
今日はありがとうございます。お二人の組織では、Anaplan プラットフォームを複数年にわたって活用してきました。現在、組織内でどのように活用されているか、少しお話いただけますか?
エイブラハム・アルバート 氏 0:01:50.9:
先にお願いします。
ジェイ・スペクター 氏 0:01:53.5:
もちろんです。Blackstone は、私が入社する以前の2017 年頃から Anaplan を使用しています。投資事業と企業機能の両方にわたって、数多くのユース ケースがあります。例えば、ポートフォリオ分析、配分、キャッシュ フロー計算、規制要件、成果物の提出ツールとしての活用や、予測のユース ケースがあります。私のグループでは、年次報酬プロセスで長年 Anaplan を使用してきました。組織全体で、報酬に関する決定を収集しています。Blackstone では、ビジネス インパクトの高い特定のユース ケースを満たすためにAnaplan モデルを構築するというよりサイロ化されたアプローチから始まりました。今では、これらのモデル間の連携や、全社的な観点から構築し、ビジネス ユニットと企業プロセスの両方で標準化する方法に焦点を当てるなどその活用は、はるかに進化しています。
ジェイ・スペクター 氏 0:03:05.2:
そこで私がチームとともに取り組んだのは、組織全体にわたるワークフォース プランニング モデルの構築です。今までのワークフォース プランニングに関しては、最新の活動や勤務日という点でWorkday 上に優れたデータ基盤があり、それをダッシュボードやデータベースなどに構築してきました。しかし、将来的な人員数に関する情報は、ビジネス ユーザーの頭の中だけに存在し、それは分散化していました。各グループが独自に管理しており、アカウンタビリティに関しては良いものの優先順位付けや実行の観点から管理するのは非常に困難でした。私たちが構築したワークフォース プランニング モデルは、ビジネス ユーザーのオーナーシップを保ちながら、そのすべてを一箇所に集中させ、同時に FP&A の全社予算プロセスと統合させることができました。
エイブラハム・アルバート 氏 0:03:57.6:
Revantage に関しては、私が入社する前から取り組みは始まっていました。当社では、他のポートフォリオ企業を支援し、様々なサービスを提供していますが、誰を支援し、どのような時間を費やしているかを追跡することは、非常に重要です。そこで最初に行ったことは、Anaplan を使用して時間追跡を実装することでした。これは非常に細分化されたものでした。Revantage では、一般的な企業よりもはるかに細かいレベルのデータが必要です。例えば、予算や予測は損益計算書だけでなく、ベンダー レベルで行うため、時間の追跡は本当に重要です。そこで当社は、各従業員の時間を追跡し、その時間を、各ポートフォリオ企業にどのように割り当てているのか、どのようなサービスを提供しているのかを、従業員ごとに週単位で把握できるようにしました。サービスの状況と、どう役立っているのかを知ることは、本当に重要なことです。
エイブラハム・アルバート 氏 0:04:57.2:
導入して本当にうまくいきました。そして、その中に割り当てモデルを構築し、すべての経費の割り当てを把握できるようにし、その割り当てがどこから来て、誰をサポートしているのかを組織全体で把握できるようにしました。さらに、ワークフォース プランニングも大きなモジュールとして構築し、全人員数の把握、報酬のプランニング、人員削減率の想定が可能になりました。さらに、部門ごとの個人レベルの人員削減や、それぞれの部門や個人が、どのようにポートフォリオ企業をサポートしているかを理解できます。これは時間追跡ツールと連動しています。また、これは最も重要なことですが、ファイナンス、特に FP&A のすべてのツールを Anaplan 内に持つことができるように、損益計算書の統合の一連のデータを Anaplan に移行しました。その目的は、今必要なものだけでなく、5 年後に必要なもののために、プランニング チームをどのように構築するかという優れた基盤を作り上げることでした。
エイブラハム・アルバート 氏 0:06:09.8:
これまで学んだことは、今までは、その瞬間に起きていることに対処するだけでした。3 年後、4 年後、5 年後にビジネスが成長し、データがより複雑になるにつれて。必要なことを先取りしていなかったということです。これらは私たちが取り組み、導入してきたことの一部です。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:06:31.9:
お二人とも触れていますが、プラットフォームの使い方の幅は広いですね。特にワークフォースの面で、実施した最近の導入において、それがもたらした価値について、深掘りしたいと思います。先ほど、タイミングやワークフォースの構成要素について少し触れましたね。
Blackstone の人員管理には、さらに別の複雑な問題がありますよね?それぞれのモデルの価値について少し触れていただけますか?その設計と機能性の両方において、求めていたものをどのように実現しましたか?
エイブラハム・アルバート 氏 0:07:07.3:
まず、どのように使用しているかについてお話しします。これは、Anaplan で構築したどのモデルにも当てはまります。プランニング チームを率いる者として、個人的には、データを読み込むことは大好きで、インサイトの分析を助けてくれる分析ツールが大好きです。しかし、リーダーがビジネス上の意思決定を行うための時間がなければ。ツールがどれだけ優れていても意味がありません。私たちにとって、最大の価値はそこにあります。個人的に最大の価値は、相互に連携していないモデルを更新するために、膨大な労力を費やす必要がなくなったことです。このモデルとあのモデルのデータが微妙に違う、なぜこっちの人員が 3FTE ずれているのか、なぜ人事ファイルと微妙にずれているのかということに時間を使うのは無駄なことです。経営陣と一緒に、プランニングの状態と、課題への対処方法、そして、どう付加価値を生み出すのかを話し合う時間を奪ってしまいます。
エイブラハム・アルバート 氏 0:08:11.0:
最大の付加価値は、ファイナンス モデリングや分析ではなく、実際にファイナンシャル プランニングや分析をリーダーと一緒に行えるようになったことです。大幅に時間を節約することができました。これは非常に重要なことだと思います。
ジェイ・スペクター 氏 0:08:27.8:
私もエイブラハムさんに同意です。Blackstone では、私たちが構築したワークフォース プランニング モデルの効果として、人員に対する信頼できる唯一の情報源を実現することができました。このモデルによって、重複したリクエストの削減やリソースの確保などが実現できただけでなく、全社的に情報の見方を標準化することができました。リーダーが同じ視点で物事を把握でき、迅速な意思決定が可能になりました。構築全体の中では小さな部分かもしれませんが、Anaplan のマネジメント レポート機能も大きな役割を果たしました。多くのリーダーは PowerPoint 形式の資料に慣れているのですが、リアルタイムで更新しながら、PowerPoint スライドを完全にカスタマイズすることができます。そのため、ユーザーがワークフォース プランニング プロセスを実行し、部門内のリーダーとの内部レビューを行うことができました。その際に使用するテンプレートは、最終的に経営層に提出する全社レポートと同じ形式でした。ストーリーの伝え方が統一されているという一貫性にユーザーはとても満足しています。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:09:41.3:
どうぞ。
エイブラハム・アルバート 氏 0:09:43.3:
価値について一言追加させてください。価値の 1 つは、ビジネス側がプランニングや予測、そしてモデル構築のプロセスに主体的に関われるようになることだと思います。
単に「このモデルのアウトプットはこうです」と説明するだけでなく、経営陣や各機能部門のリーダーに予測の取り組みを一緒に体験してもらい、なぜこの数字になるのかという背景を共有できるようになることが非常に重要です。そのためには、使いやすく、直感的に理解できるユーザー インターフェースが必要です。ファイナンス担当の人間にとってはそのデータが自然に理解できてもデジタル部門や他の機能部門にとっては、思ったよりも直感的ではない場合もあります。モデルの見え方をすぐに変更できたり、グラフを柔軟に変えられたりする点は、非常に役立っています。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:10:45.4
ありがとうございます。今の話について、もう少し深掘りさせてください。プラットフォーム上でソリューションを。構築してきた長年の経験をお持ちですよね。既存のビジネス プロセスから移行する際に学んだことを教えていただけますか?プラットフォームの実装は、ビジネス プロセスを変更する機会になりますよね。プラットフォームの持つ最適なアーキテクチャや機能を活かして、ビジネスのあり方そのものを見直すのです。その点について、ぜひもう少し詳しくお話ください。
エイブラハム・アルバート 氏 0:11:17.5:
わかりました。先ほどのセッションでも取り上げられていましたが、まず大切なのは、最終的に情報を使う機能部門のリーダーが、自分たちにも理解できて、活用でき、意味がある、と感じられるようにすることです。これには、多くの関係者の管理が必要です。レガシーな分析ツールを使い続けている人たちと向き合って、新しいやり方へ移行させることを伝える必要があります。全体像を見ると、業務を他の部門に移行すべきであるという説得が必要な場合もあります。こうした変更には、対立や摩擦が生まれることもあります。リーダーは、仕事を奪われたように感じたり、問題ないのに、なぜわざわざ変えるのかという不満がでてくるかもしれません。
エイブラハム・アルバート 氏 0:12:11.2:
私は、常にパートナーシップや人間関係が重要だと考えています。新しい仕組みを導入する際の一番の学びは、人は新しいデータの見方を歓迎します。データの新しい見せ方については説得しなくてもすばらしく、美しければ、喜んでくれます。しかし、新しいツールやプロセスを覚える過程にはサポートが必要です。そこで大切なのは、最終的な完成形のビジョンを明確に持ち、それを共有できることです。ビジョンが曖昧だと、導入の過程は難しくなります。
ジェイ・スペクター 氏 0:12:46.1:
まったくその通りです。私が学んだ教訓は、最初の段階で、しっかりと要件やプロトタイプを明確化する時間を取ることの大切さです。Alpha は素晴らしいパートナーですが、初回の構築後に共通して認識したのは、全体としてはうまくいったものの、もし最初の構築を始める前に時間をかけていれば、防げたであろう。細かな問題点がいくつかありました。また、別の学びとしては人材管理の観点から、ビジネス ユーザーに責任を持たせることの難しさがあります。中には Anaplan をたまにしか使わない。ユーザーもおり、そうした人に Anaplan の持つ力を十分に活用してもらうのは簡単ではありません。残念ながら、魔法のような。解決策はありませんが、できる限りの時間とサポートを提供することが重要です。具体的には、ベスト プラクティスは妥協しないことを基本方針にしながらそれ以外の部分では、ユーザーのために柔軟に対応し、必要に応じてある程度の犠牲を払うことが有効だと考えています。
ジェイ・スペクター 氏 0:13:58.9:
例えば、最初のプランニング サイクルでは、一部のユーザー グループにとって、ページの構成がその組織と合わなかったため、一時的に使うためだけのページを個別に作成しました。将来的にはこのページは使わなくなると伝えつつも、スムーズな移行を実現するための対応でした。また、急速な成長が見込まれるある部門では、人員プランニングにおいて個別に変更作業を行う必要がありましたが、それは、非常に大変になると予想されました。
そこで、私のチームがその部門を支援することを申し出て、既存の Excel ファイルを使いながら、一緒に変更作業を行いました。こういった対応を行うことで、ユーザーは移行段階にあっても取り組みに前向きに参加してくれるようになり、大きな効果がありました。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:14:39.9:
Anaplan のプラットフォームは、あらゆるビジネス プロセスに合わせられる柔軟性を持っています。私たちが特に価値を得るまでの時間を短縮できたと実感したのは、ベスト プラクティスに基づいたアーキテクチャや機能、設計を活用したときです。最近実施した導入プロジェクトについて、詳細をお話しいただけますか?例えば、運用ワークフォース モデルを構築する際にビジョンを持ちスタートすることで、それがガイドとなり、意思決定がしやすくなり、カスタマイズ作業ではなく設定に近いアプローチが取れました。つまり、業界標準のベスト プラクティスを基にまずは 70% の部分をすばやく構築し、残りの 30% を Blackstone や Revantage 固有の要件として調整する方法です。
ジェイ・スペクター 氏 0:15:30.3:
以前の会社では、Anaplan モデルは常にゼロから、しかもかなり複雑な形で構築していました。今回は、Alpha があらかじめ用意してくれたワークフォース プランニング向けのベース モデルがありそれを活用したことで、わずか 7 週間程度で構築を完了できました。ゼロから始めていたら、数か月はかかっていたと思います。Blackstone 全体で見れば、ビジネスの特性が非常に細かいため、こうした事前構築モデルがそのまま通用するケースは多くないかもしれません。でも、ワークフォース プランニングのように繰り返し性の高いプロセスであれば、ほぼすべての企業に共通するもので、機能のオン/オフを自社に合わせて調整するだけで十分です。このアプローチを完全に気に入っています。この手法により、より反復的な開発アプローチを取ることができました。初期構築が終わった後も、関係者にフィードバックをもらいながら調整を重ねることができました。また、ユーザーから新機能の要望があればすぐに機能を追加してくれました。逆に、不要な機能はオフにしてもらうこともできました。こうした反復できることが前提の事前構築のモデルがあることで、非常に大きな成果を得ることができました。
エイブラハム・アルバート 氏 0:16:46.3:
私たちも同じように、非常に短期間で導入を完了できました。他の製品とも比較したうえで感じた。違いがありました。この場では名前は挙げませんが、別のツールを使っていたときは、それを扱える人材を確保するのが大変でした。そのスキルを持つ人材を採用するのは、かなり難しいことでした。日々の運用や管理を任せるためには、特定のスキルセットを持った人、開発経験のあるレベルの人を探して採用する必要がありました。そうした人が離職したとき、すぐに代わりを見つけるのは難しく、社内で補えずに結局、外部リソースに頼ることになっていました。Anaplan が大きく違う点は、高度な開発スキルを持った人を必要としません。ファイナンス分野のモデリングに興味がある人であれば、
比較的スムーズに使いこなせるようになります。
エイブラハム・アルバート 氏 0:17:54.2:
例えば、私たちのチームにいるドリュー・バズビーは、前職で Anaplan の使用経験があるものの開発者出身ではありません。他のチームメンバーも同様で、開発経験はありませんが、ファイナンシャル プランナーとしてモデル構築に対する意欲がある人が直感的に使えるのです。チーム内に、構築に携われるメンバーが数人いて、Alpha のようなパートナーが、実際の事例やベスト プラクティスを。共有してくれることで、成長し、短期間で驚くほど多くの成果を出すことができました。半年でもなく、月単位でもなく、数週間で形にでき、アジャイルに動くことができます。ビジネスのニーズが変わったとき、すぐに対応しなければならない局面でも、それを理解し、時間を費やせるチームがおり、それをサポートしてくれるパートナーがいるので、数週間で達成できるという大きな自信があります。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:18:50.1:
そもそもベスト プラクティスが確立されているのには理由がありますよね。Anaplan のアンキットさんにこの点について聞いてみたいと思います。前のセッションで Everest の事例が紹介されていましたが、業界をまたいで運用ワークフォース プランニングをどのように進めていくかという観点で見たとき、このプロセスは繰り返し活用できるユース ケースです。今回の話を踏まえて言うと、今、最も進化した形は、Anaplan プラットフォーム内で、これらのアプリケーション、ベスト プラクティス、アーキテクチャーを実現することです。それについて少しお話いただけますか?
アンキット・ジェイン 0:19:27.0:
聞こえますか? Blackstone と Revantage が成し遂げたことは素晴らしいことです。私たちは、すべての顧客にこうした。成功体験をしてほしいと考えています。そして、できるだけ早くそれを実現してもらいたいです。Anaplan アプリケーションは、まさにそれが目標だと考えています。これは単なるツールではなく、ベスト プラクティスをもとにビジネス上の課題をアプリケーションとして体系化したもので、価値を生み出すまでの時間を短縮できるように設計されています。導入までのスピードが格段に速くなり、リスクも軽減できます。さらに Anaplan が提供してきた柔軟性もきちんと維持されています。運用ワークフォース プランニング向けのものも含めて、Anaplan が提供するアプリケーションは、すべて拡張可能な設計になっています。どの企業にも 20%、あるいは 30% は、固有要件があることを前提にしています。だからこそ、アプリケーションに拡張性を持たせています。エイブラハムさんが触れていた大事な点として継続性があります。担当者が退職したときに、そのソリューションをどう維持していくか、という話です。
アンキット・ジェイン 0:20:34.7:
当社は、アプリケーション開発において、ドキュメントの整備にも力を入れています。Anaplan の公式ナレッジベースである Anapedia をご存知の方もいると思いますがアプリケーション専用のセクションが新たに設けられています。これは、お客様がソリューションを自ら維持、管理できるようにするためです。また、別セッションで、当社のアダムからも話があったように、当社では、イノベーションに向けて 5 億ドル規模の投資を進めています。その多くのイノベーションは、まずアプリケーションに組み込まれる予定です。それは、AI に関連した新機能、たとえば CoPlanner や CoReporting といったものも、単体で提供するよりもビジネス課題に即した。アプリケーションの中で提供した方が、より受け入れやすくなると考えているからです。CoPlanner は、今月末にリリース予定のファイナンス アプリケーションに搭載され、その後すぐに運用ワークフォース プランニングにも対応する予定です。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:21:25.9:
これこそが、私たちがこの取り組みにワクワクしている理由でもあります。価値を早期に提供することで、より具体的なユース ケースに広げることができ、特有のユース ケースや、課題にも踏み込むことで、より実用的な展開が可能になります。企業全体にさらなる価値をもたらすことができます。そしてもちろん、ユーザーの定着にもつながります。最初の導入が成功すれば、その後の拡張もスムーズに進みます。ジェイさん、先ほどビジネス パートナーが満足していたとお話しされましたが、新たなユース ケースの展開にも前向きになってくれますよね。今日はこれで全部だったと思います。Q&A の前に何かあればお願いします。
アンキット・ジェイン 0:21:59.9:
一言いいですか?
スティーブ・ブレンカー 氏 0:22:04.6:
そうですね。
アンキット・ジェイン0:22:04.2:
このセッションの直後に、この部屋で、Anaplan の運用ワークフォース プランニング アプリケーションの製品マネージャーによる。運用ワークフォース プランニングのデモを行います。どのようなアプリケーションが構築されているかとその構成について実際に見ていただける良い機会です。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:22:20.9:
ベスト プラクティスを組み込むという点が理解でき、ロール ベースでのボトム アップ型の予測という視点から、どのように機能するかを視覚的に確認できるセッションです。
エイブラハム・アルバート 氏 0:22:34.5:
最後に付け加えるとすれば、今日いろいろ話したような予測や予算のようなテーマは、プランニングを担当する人たちにとって非常に親しみやすく、興味を持てる内容です。ただAnaplan の特長はそれだけにとどまりません。当社の例でいうと、時間追跡を行うだけではなく、また、財務諸表や従来のコア業務だけではないのです。当社では、取引案件の管理もサポートしています。以前は、Excel の管理表とメールのやり取りを使い新しい案件が来るたびに「誰が対応するのか」、「どのタイミングで何をするのか」、「どんなサービスを提供するのか」などを整理していました。それらはすべて、Excel と関係者間の大量のメールで追跡していました。これを受けて、プランニング チームで集まり話し合い、この業務をシステム上に一本化する必要があると考えました。
エイブラハム・アルバート 氏 0:22:34.5:
現在は、取引情報を入力、管理できる仕組みをAnaplan 上に構築しており、案件ごとの詳細や属性の変化を最終確定前に把握できるようになりました。Anaplan にアクセスすれば、取引の予定日や担当者などをすぐに確認できます。また、誰かが属性や日付などの情報を変更した場合は、その変更点が黄色でハイライトされ、次の人がすぐに変更内容を確認できます。変更点が一目でわかるようになり、やり取りもスムーズになりました。これはファイナンシャル プランニングではなく、業務の整理整頓と情報共有の例です。Anaplan は、財務諸表における活用だけでなく、様々なレベルで活用できるプラットフォームだと思います。
ジェイ・スペクター 0:24:24.6:
事前構築されたモデルやアプリケーションのメリットについて改めて触れておきたいと思います。一見、自分の組織に合っていないように思えるモデルでも、ニーズに合わせてかなり柔軟に対応できます。多くの人がロール ID ベースでワークフォース プランニングを行っていると聞きました。それが正しいアプローチだという主張もお伺いしました。ただ、当社では、少し違った視点を持っています。全ての部門が常に人材と役割を見直すべきだと考えており、誰かが退職したからといって同じポジションをすぐに埋めるのではなく、最も影響力のある分野で人材が必要な場所はどこかを評価するのです。そのため、当社のワークフォース プランニングは、実行中と予定されている活動に基づいていますが、これにも対応できました。初めてアクセスしたときに確認できる調整ページなどのアドオンも構築することができました。前回のプランニング サイクルで Anaplan 上で、手動で加えた変更点と、その後 Workday から取り込まれた最新のアクティビティを自動的に突き合わせるための調整ページも作成しました。これは Anaplan で生成されたプラン ID と Workday を連携することで実現しました。アクティブな人員に基づいて変動する環境の中でも、継続的なプランニング プロセスをうまく実行できるようになったと思います。
スティーブ・ブレンカー 氏 0:25:59.8:
ありがとうございます。
ジェイ・スペクター 氏 0:26:00.9:
Alpha のような優れたパートナーの存在も大きな助けになっています。
司会者 0:26:05.3:
さて、終了のお時間になりました。エイブラハムさんとジェイさん、Revantage と Blackstone の事例をご紹介いただきありがとうございました。Anaplan のパートナーとして素晴らしいサポートを提供してくれている Alpha のスティーブさん、専門的な視点を共有してくれたアンキットさんもありがとうございました。