AXA Germany 社、希望あふれる未来のためにコネクテッド プランニングを導入

プロセスの連携を通じて透明性が向上し、数週間の時間を削減した大手保険会社

「Ambition 2020」と呼ばれる全社的な戦略の一環として、AXA Germany 社では組織全体の計画プロセスの見直しと連携を図り、Anaplan に移行しました。三つの段階を経て移行が完了すると、スプレッドシートによる悪夢のような作業が廃止され、プロセスの透明性と計画業務の効率が向上しました。その結果、数ヶ月かかっていたルーチンの計画業務が数日で終わるようになり、さらなる改善を進めるための土台が構築されました。

Anaplan は自動的に影響と結果を予測し、意思決定に関する質問の答えを提供してくれます。
Moritz Knorr 氏, データ ストラテジスト

1週間

人員配置フォーキャストに費やす期間

80%

好意的な意見を持つユーザーの割合

廃止

サイロ化したスプレッドシート、データベース、独自ツール、ペンと紙


大手グローバル保険会社 AXA Group のドイツ支社では、事業分野や部門ごとに異なるアプローチで計画業務が行われていたため、イノベーションをなかなか実現できないでいました。「新製品がリリースされると同時に、所定の成約目標を達成するために必要な営業担当、管理スタッフ、マーケティング リソースなどについて把握する必要があります」と AXA Germany 社データ イノベーション ラボのデータ ストラテジストである Moritz Knorr 氏は述べています。同社では、スプレッドシートやデータベース、独自のツールなど、さまざまなツールを組み合わせて活用していたため、計画プロセスに 3 ヶ月を要することもありました。

AXA Group の全社的なコンピテンシー センターは、プランニング、フォーキャスト、シミュレーションのための戦略的ツールとして、Anaplan を採用することを承認しました。Knorr 氏らは、Anaplan プラットフォームを AXA Germany 社のチームにとって便利なツールにするために、まず既存の IT システムと Anaplan を連携させる作業に着手しました。60 人のスタッフを選んで計画モデルを構築するチームを編成し、その後、モデルの実行担当として、組織のさまざまな事業部門 (生命保険、医療保険、損害保険など) から専門知識を持つエキスパートを追加しました。

これらのチームは、実証済みの変更管理技術を用いてビジネス プロセスの刷新を目指しました。その結果、計画業務の効率と透明性が大幅に向上し、個々のモデルを連携/調和させるための土台が構築されました。「そうすることで、プロセスは新たなレベルに進化します」と Knorr 氏は述べています。

Anaplan を活用した計画業務の変革は、ポジティブな成果をもたらしました。サイロ化したツールとプロセスが排除され、80% のユーザーがこのプラットフォームを好意的に受け止めています。また、以前は 3 ヶ 月かかっていた計画プロセスが、1 週間に短縮されました。「最先端のプランニング手法により、Anaplan は自動的に影響と結果を予測し、意思決定に関する質問の答えを提供してくれます。これで、事業運営とワークフォース計画を連携させるための土台が構築されました」と Knorr 氏は述べています。