Unilab 社はパワフルかつ柔軟なプランニングで変化を乗り切る

医薬品メーカーがビジネスの俊敏性を高め、成長を促す

医薬品メーカーの Unilab 社は、コロナ禍によるサプライチェーンの混乱や世界的なインフレの激化など、ここ数年、一連の前例のない課題に直面しています。新たなビジネス課題に迅速かつ効果的に対応するため、Anaplan を活用して財務営業サプライチェーン人員計画の活動を強化し、効率性の向上、業績の可視化、戦略的意思決定を強化しました。

Anaplan の導入により、製品パフォーマンスと全体的なビジネス効率に対する可視性が格段に向上しました。
アルドリッチ・サベー (Aldrich Sabay) 氏, Unilab 社 ファイナンシャル プランニング & システム/ファイナンス本部長

88%

マーケティング ディスカウントの計算を 88 %高速化し、分析に時間を割けるように

迅速な

シナリオ テストが、情報に基づいた意思決定をサポート

短縮

されたSAP の処理サイクル タイムにより、プランニングを加速してエラーのリスクを低減


何百万人もの人々が、健康で幸せな生活を送るために、Unilab 社の信頼できる高品質の医薬品やビタミン剤、サプリメントを利用しています。1945 年、マニラの一角にあったドラッグストアからスタートした Unilab 社は、今やフィリピンを代表する医薬品メーカーへと成長しました。

Unilab 社の成功の核となるのは、「質の高い医療を着実に提供し、より健康なフィリピンを目指す」という目的に対する献身的な姿勢です。近年、Unilab 社はコロナ禍やインフレ圧力の上昇に端を発した課題に直面しています。そこでサプライチェーンの混乱などといった逆風を乗り切るために、あらゆる事態を想定した計画を立て、新たな課題に俊敏に対応しようとしています。

Unilab 社の最高財務責任者であるロメル・サムソン (Rommel Samson) 氏は、「以前の計画システムとプロセスは、10 億ドル規模のビジネスを成功させるのに役立っていましたが、進化する消費者の嗜好やサプライチェーンの課題に対応する柔軟性はもはやありません」と振り返ります。

Unilab 社はこれまで、非効率な手作業でのプランニング プロセスに頼っていました。例えば、主要な製品ラインのマーケティング ディスカウント プログラムの準備に数週間かかっており、膨大な表計算ソフトを使っての作業は、プロセスの複雑さを増長させていました。また、財務チームが製品や経費の配分をリアルタイムで更新することは不可能であり、個々の製品や会社全体の業績に対する可視性が低下していました。

より柔軟なプランニングのための素材を調達する

Unilab 社の担当者は、新しい統合デジタル プランニング ソリューションを求めて、2017 年に Anaplan のカンファレンスに参加しました。「これは、同規模の企業がどのように Anaplan を活用しているかを学ぶ絶好の機会となりました」と、Unilab 社のファイナンシャル プランニング&システム/ファイナンス本部長 アルドリッチ・サベー氏は述べています。カンファレンスでは、Anaplan の顧客が製薬ビジネスにおいて重大な懸念であるプラットフォームのセキュリティをどのように信頼しているかを聞くことができました。また、Anaplan がユーザーのフィードバックに基づいてプラットフォームを常に改良していることを知りました。

Unilab 社は Anaplan の導入を選択し、同社の SAP ソリューション及びインフォマティカ データ プラットフォームと統合させました。初期のユースケースは、年次財務計画や法定報告、およびコスト センター レポートのサポート。数年後、経費のモニタリングやマーケティング ディスカウント プランニング、製品原価計算、製品収益性分析、歩合給の見直しなど、さまざまな用途にその足跡を拡大しました。また、従業員の教育研修を追跡する e-ラーニング モデルなど、Anaplan の斬新な使い方も開発しました。

「Anaplan を活用した計画業務、分析、レポーティングのためのセンター オブ エクセレンスを構築しました」とサベー氏はコメントします。「私は Anaplan の認定ソリューション アーキテクトになり、環境を構築することで多くを学びました。それは、私たちのチームの Anaplanner 認定マスターも同様でした」

「Unilab 社の CoE (Center of Excellence) は、Anaplan への投資価値の最大化を望む医薬品メーカーのモデルとなります」とAnaplanのカスタマー サクセス担当 AVP 、ディリップ・ネール (Dilip Nair) は述べています。「Unilab 社の CoE は、さまざまな計画分野をカバーする 30 以上の Anaplan ユースケースを構築し、連携させてきました。それはビジネス プロセスを改善し、財務的な節約を実現して、コネクテッド プランニングが提供できるビジネス価値を示しています」

明日のチャレンジのための今日のプランニング

時間のかかる手作業による計画業務を、 Anaplan を活用した合理的で集中的なワークフローに置き換えることで、Unilab 社の財務計画チームは、より効率的に作業を行い、消費者の習慣や市場動向の変化に素早く対応できるようになりました。

「マーケティング ディスカウント プログラムの準備と計算のサイクルが、45 日から 5 日弱へと 88 %削減されました」とサベー氏は言います。「Anaplan は、ダイナミックな資産配分と月次貸借対照表報告の統合をより容易にします。複数のシナリオをテストして、ビジネス パフォーマンスを確認し、それに応じて戦略計画を適応させられるのです」

Anaplan と SAP の統合は、Unilab 社の取引処理方法の面でも大きなメリットをもたらしています。既存のプランニング システムは手動であったため、Unilab 社の財務計画チームは重要なデータをインポートするために SAP にログインする必要がありました。しかし、Anaplan では、SAP との間でデータを自動的にバッチ処理でインポート及びエクスポートできるため、手作業がなくなり、結果的にターン アラウンド タイムが短縮されました。

「Anaplan の導入により、製品のパフォーマンスや全体的なビジネス効率に対する可視性が格段に向上しました」とサベー氏は締めくくります。「より良い意思決定と変化への迅速な対応が可能になり、最終的にはより多くの人々が Unilab 社の医薬品やサプリメントを利用できるようになります」